日本は「世界一の不妊大国」といわれるほど、治療を行うケースが増えています。
2018年に高度生殖補助医療で出産された児の数は56,979人となり、15人に1人が高度生殖補助医療によって産まれてきたという計算になります。

年々体外受精による出生児数は増加しています。

婦人科ネットワーク、女性のための健康生活ガイド『ジネコ』によると

不妊治療経験者のうち、27%が妊娠 、体外受精による妊娠は32.5%
体外受精で妊娠した方の約6割が3回までの治療で妊娠
体外受精で妊娠した方の0.9割は、10回以上治療を行っている
不妊治療経験者の55%が100万円以上の治療費

体外受精で妊娠された方の60%が3回目までの治療。約10%の方が10回以上の治療を要したという結果がでています。

これを踏まえると、体外受精で必ず妊娠するわけではないということになります。
何度もツラい思いをして、また高額な費用を掛けるのですから、1回たりともチャンスを無駄にはできません。

そのためにお身体のコンディションを整え、妊娠確率をあげられるようにお身体改善することがとても大切です。

妊娠確率をあげるために鍼灸でできること

米生殖医療学会誌に掲載されたものによると、体外受精前後に鍼灸治療を受けることで妊娠率がアップしたとの報告があります。

卵子の質を高めるには、ホルモンの影響をうける90日前より体を整える必要がありま体質のす。改善には最低でも約3か月はかかります。

なので妊活、不妊治療を始められたらすぐに、鍼灸治療を始めていただきたいです。

鍼灸治療による体質改善により
・お腹や足の冷え
・血流改善
・月経リズム
・排卵を正常に整えていくことが大切

です。子宮内膜にはごく細かい血管が張り巡らされているので、血流がよくなると内膜が厚くなって、受精卵にとってはふかふかのベッドのような、着床に適した状態になるのです

鍼灸により全身の「気・血」の流れを促し血行を良くすること、副交感神経を優位にしリラックスした気持ちの良い時間を過ごすことができます。妊娠にむけたカラダづくりをすることは大切です。

鍼灸治療は副作用がないので、体外受精の直前、直後にも、鍼灸治療を受けていただいています。

鍼灸治療について


体外受精では4つのステージに分けて、治療方法を考えています。

1、採卵前 血流改善、卵巣の機能アップ、卵の成長を助ける
2、採卵後 採卵後の気血を補います
3、移植前 ストレス軽減、リラックス効果
4、移植後 骨盤内の血流を高め着床サポート

体外受精の直前だけでなく、最低でも約3か月前からの体質改善を強くおススメしています。
卵子の質を高めるには、ホルモンの影響をうける90日前より体を整える必要があります。

特に移植周期の中で、採卵前後と移植日前後は集中的に治療をしていきます。

移植日前後は、移植日までにホルモン治療や投薬などを受けることが多く、肉体的・精神的な負担も多くなります。また緊張から体調を崩しやすい時期でもあります。当日はストレスなく、リラックスして移植に臨めるように治療をおこなっています。

 

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