小児はり
小児はり とは刺さない鍼治療で赤ちゃんから小学生くらいまでのお子さんの様々な症状の治療が行えます
赤ちゃんの疳の虫(かんむし)、夜泣き、アトピー性皮膚炎
アレルギー性鼻炎などに効果があります
撫でるような優しい治療なので
気持ちよく受けていただくことができます
お子さんが緊張しないように、お話しながら治療していきます。
治療自体は症状にもよりますが、数分以内ですので
楽しくお話している間に終わってしまいます。
お子さんが鍼と環境に慣れてくると
治療自体が気持ちよいので、お子さんから
きょうこ先生のところ行く!と言ってくれるようになることも。
赤ちゃんの場合
赤ちゃんは、自分の意思を言葉で伝える事ができないので
おなかがすいた時やおしめを取り替えて欲しい時、眠い時、痛い時など
それを知らせるために泣きます
しかし、思ったことが伝わらない、言葉を十分に伝えられないことがやがて
・奇声(キーキー)
・不機嫌
・不眠
・夜泣き
・むずかり
・噛み付く
・少食
・吐乳
・便秘
・アトピー性皮膚炎
・チック症
など症状として現れることがあります
それは離乳期前後に多い小児神経症です
一般的に「疳の虫(疳虫症)」と呼ばれ
原因は神経性素因、肉体・精神の発達のアンバランスなどによるものとされています。
疳虫とは
特定の疾患・病名を指すのではなく、生後3ヶ月位から5歳位までの小児が
引き起こす種々の症状に対する俗称です
疳虫(かんむし)のお子様の特徴には
・眉間やコメカミに青筋がたっている(静脈怒張)
・眼球結膜が青白い
・眉間の縦ジワ
などが見られます
夜泣き
夜泣きといっても、様々なタイプがあります。
- 寝つきの悪い子
- 布団に入ってもグズグズ言いながらなかなか寝入らず、泣き声をあげることもある。
- 夜中に何回も起きる子
- ・夜中に起きても泣かずに遊んでいる
・一晩に2~3回、多いと7~8回も泣く
・1~2回しか泣かないが、泣き出すと1~2時間泣き続けるなど単に回数だけでは計りきれません。
夜泣きの原因は脳の成長と精神の成長のアンバランス
・お腹の調子が悪い
・冷え症
・便秘症
・ストレスなど
子どもによって様々です
なかなか自分の症状や感情をうまく伝えることが難しく
感情や身体の症状としてあらわれてきます。
その子の原因に合った治療をすることで夜泣きを改善して
母子ともにグッスリ眠れるようになります。
小児の場合
小児期は、疳虫症状の他にも
・風邪症状
・夜尿症(おねしょ)
・下痢・便秘
・熱が出る
・食欲がない
その他に、環境や食生活の変化、遺伝的素因などから
アレルギー疾患
・アトピー性皮膚炎
・小児喘息
・アレルギー性鼻炎
・食物アレルギー
・花粉症
などが年々増加しています
最近はコロナによる自粛などで、精神バランスが不安定になって
不眠や不登校、無気力、生活リズムの乱れによる自律神経のバランスが崩れている
という症状のお子さんも増え始めています
そういった、精神的な治療も鍼灸治療の得意とする分野でもあります
治療のめやす
夜泣きの治療は軽症であれば3日程度
重症だと1週間毎日続けての治療で良くなってきます
治療時間は短時間で済みますので、お子さんの改善のために
そしてご両親の笑顔のために集中した治療をおすすめしています
施術代金 | 1,500円 |